イベントが多くて、前回更新から、
2ヶ月も空いちゃってごめん。
ちょうどこの2ヶ月の間に、
かなり面白いデータが出たので、
ご無沙汰のお詫びにデータも交えて
役に立つ話をしようと思うぜ。
まず、みんな知ってるよね?
「2回目送りません」
って。
知らない人は勉強不足を猛省したほうがいいぜ。
そう。
ここ3ヶ月で最近、FBやLAPで
よく見かけるようになった、
「定期じゃないですよー」っていうバナーだよね。
だいたいこんな感じのクリエイティブに
なってるコトが多いんだけどさ。
![](https://www.dmzero.co.jp/hs-fs/hubfs/direct_marketing_zero_banner02_20221026_02-jpg.jpeg?width=249&height=249&name=direct_marketing_zero_banner02_20221026_02-jpg.jpeg)
![](https://www.dmzero.co.jp/hs-fs/hubfs/direct_marketing_zero_banner01_20221026_01-jpg-1.jpeg?width=248&height=248&name=direct_marketing_zero_banner01_20221026_01-jpg-1.jpeg)
考えてみたら、すごくね?
訴求が「2回目を送らない」
って笑笑
よくボクは、「訴求」っていうのは
「私たちがお客さまに約束できること」で、
訴求のフレームワークってのがあって、
「MRG(Merit/Reason/Goal)」が大事なんだよー
って説明するんだけどさ。
「2回目を送らない」
って、なんつーか、言外に
「他のヤツはほぼほぼ2回目を送ってきやがる」
っていう前提へのヘイト満載で、
でもさ。この、広告の原理原則からは
一見外れてるバナーがさ、
ぶっちゃけすごい取れちゃうのよ、実際。
どんくらい取れるか知りたい?
ねぇ。。。知りたい?
じゃあ、特別に。
![](https://www.dmzero.co.jp/hubfs/zuhan20221027_0102-png.png)
そんな折、2ヵ月前くらいからかな?
個人的に優勝wwなクリエイティブが出てきたYO!
じゃじゃーん!
![](https://www.dmzero.co.jp/hs-fs/hubfs/direct_marketing_zero_banner03_20221026_03-jpg.jpeg?width=249&height=249&name=direct_marketing_zero_banner03_20221026_03-jpg.jpeg)
最近、ツボってて、
会う人みんなに見せまくってるから、
このバナーのどこがおもしろいのかYou know?
2秒でわからない人は勉強不足を
猛省したほうがいいぜ。
答えは「簡単手続きで」だよね!
要は「『簡単な手続きをすれば』2回目は送りません!」
いやいや、だいたいそーやろwww
とまあ、最後の例は余談なので置いといてさ。
感慨深いものがあるよね。
2ステから1ステへ、販売手法のメジャーが移り、
そして飽和し、2ステがむしろ盛り返す。
とはいえ、そんな余韻に浸る間もなく、
あるクライアントさんで、
1ステの獲得が鈍化し、
且つ、CPAが高騰したことを受け、
2ステへのスイッチを行ったわけです。
(過去にも2ステの実績はある)
そしたら、CPA安定してきて、
ざっくりこんな感じだったんすよ。
![](https://www.dmzero.co.jp/hubfs/zuhan20221027_0202-png.png)
やばっ! めっちゃ獲れるやん!!
ハイタッチして獲り始めたのも束の間、
事態は急変するわけですよ。
DM0スタッフから報告があって、
「転換率が…かなり厳しいっす」
![](https://www.dmzero.co.jp/hubfs/zuhan20221027_0302-png.png)
半減じゃん!!
因みに、転換率の相場って答えられる?
もちろん、商材カテゴリーによっても異なるけど、
だいたいわかるよね?
※ボクの書籍にも載ってるから、
わからない人は読み返してね。
![](https://www.dmzero.co.jp/hubfs/zuhan20221027_0502-png.png)
今回のケースは本品→本品。
如何に事態が深刻かってことなんだよね。
さらに、継続率に関しても変化が起きた。
長くなるんで(既に十分長い?笑笑)割愛するけどさ。
結論、1ステから2ステに変えた際、
![](https://www.dmzero.co.jp/hubfs/zuhan20221027_0402-png.png)
さて、ココまでが前置きなんだけどさ。
ボクは過去にも似たような経験を
何度もしてるんだよね。
本品売りの会社がトライアルにしたけど、
結果どっこいどっこいの結果で、
結局、本品に戻したケースとか、
1ステの会社さんが、CPA上がっちゃったんで、
初回価格下げて、CPA下がったんだけど、
継続率も下がっちゃって
結局どっこいのケースとか。
みんなも同じような経験ない?
もちろん、販売手法を変更することで、
上手くいったケースもぜんぜんあるんよ。
けどね。
結局、「商品8割」なんすよ。
この言葉は、ボクがベネッセ時代に、
先パイから聞いた言葉。
でも、ボクなりの解釈をすると、
「結局、それ、お客さまの課題を解決(=期待充足)できてる?」
ってコトと、
「マーケティングとは製造と販売含めて全工程じゃね?」
ってコトなのかなぁと考えてる。
勝手にずっとそう信じてる。
もちろん、販売としてのマーケティングを
否定してるわけじゃなくて、
販売の仕方やコンテンツや情報によって、
商品が同じでも、
お客さまの課題を解決できることは
ぜんぜんあると思う。
例えば、すごい昔だけど、古巣で、
「唾液による排卵日を予測する排卵日チェッカー」
的な商品を売ってたコトがあるんだけどね。
最初「危険日がわかる」っていう避妊訴求で売ってたら
ぜんぜん売れなかったんだけど、
「妊娠可能性が高い日がわかる」っていう、
妊活訴求にしたら、爆売れした、とか。
例えば、余っちゃうシャンプーを
「塗ってしばらく浸透させる」っていうコンテンツで、
継続率を10%近く上げた、とか。
でも、やっぱり、
「赤ペン添削」と「チャレンジ」では
テストでいい点取れないっていう時に、
「期末テスト出るとこ暗記ブック」と
「出るとこ暗記カード」と
「期末テスト予想問題集」を作って、
ぜんぶで「チャレンジ」です。
って言うのが一番パンチ力あったかな。
「マーケターが入っちゃいけない聖域はない」
っていうか、みんながマーケターであるべきなんだよね。
じゃあ、不易なものってなんだろう?
それは、
「お客さまに、世の中にどうなってほしい」的な
自分たちが叶えたい世界だけなんじゃないかなぁ?
って思う。
ボクはオシャレなコトバは好きじゃないから、
卑近なコトバしか使わないけど、
「どよ? 結局、それ、
お客さまの課題を解決(=期待充足)できてる?」
って考えるコトは、すなわち、
「なんでお客さんは満足できてないだろ?」
って考えるコトであり、
「わかってんのに変えないわけないよね?
足さないわけないよね?
って動くコトが、最上位にあるべきで、
テクニカルな販売手法は、そのサポート
くらいに考えるべきだっていうことを、
「2回目送りません」から感じたわけ。
たぶん、
「半年前に書いた『脱定期』っていうブログと、
見てないけどww」
やっぱり、秋ってエモいよね。