Golden Route Strategy

ゴールデンルート ® 戦略について

まず、最初に伝えておきたいのは、ゴールデンルート®戦略という言葉を作ったのは、DM0です。
この言葉には、帰納的CRMの本質があります。
EC・通販事業者なら「顧客のLTVを上げたい」と誰もが思っているでしょう。

でも、みんな、ロイヤリティを上げろとか、受注単価を上げろとか、漠然としていたり、短絡的だったり。
もちろん、一般的なLTVアップの方法でも、うまいことやれば、まあ上がります。
ただ、全部じゃないし、優先順位がテキトーになってしまう。
それに、MECEが作れない。

この方法は僕が会社をはじめたばかりの頃。
とある通販化粧品会社さんを2年ほどコンサルティングしていた時に編み出したオリジナルです。

そうそう、DM0はそのクライアントさんに対し、一通りのコト、
CPO改善、LTVアップ、会報誌創刊、継続率UP、解約回避率アップ、F2転換率アップ、予算表作成、インフォマテスト、コスト削減、分析ツールの設計、KPIの設定、組織内目標設定、部署の設立、人材の間接的紹介までww

今じゃ考えられないほどリーズナブルな価格でやりました。
ま、そんな感じでやって、
DM0の考えるLTVを上げる方法を大体やって、でも。

もっともっとよくしたいと思って。
そん時に
「過去のLTVの高い集合体」をdicision treeで分析していけば、LTVの高い集合体のルートがわかるし、なにより新規顧客のゴールデンルートは、特定日数以内の購入、非購入で大きく差が出るのは自明なので、決定向きだなと思ったんです。

ま、ゴールデンルート戦略の詳しい立て方は、オフィシャルに載ってるので見てみてください。

ただ、ひとつだけ断っておきたいのは、
最初からココを目指すのはやめたほうがいいです。
その時間で基本的なLTVアップ方法をまず一通りやったほうがよいです。

そう。結局、いくら分析しても、
それに対するソリューションのクオリティとクリエイティビティがなきゃ絵に描いた餅。
他社の真似じゃなく、自社の強みを生かした施策をやらなきゃダサすぎww

ですよね?

We promise your success!

オムニチャネルと女性が輝く社会

DMA国際エコー賞と同時に開催されたDMAダイレクトマーケティングカンファレンスで感じた、
日本と世界の違い。

それは、ビッグデータの活用の焦点を、データの加工と分析に置いているか、
ナチュラルかつシームレスなアウトプット連携に向けてているかの一言に尽きると言っても過言ではないでしょう。

たとえば、顧客の購買行動や来訪に合わせて商品構成や入札価格を変更するのはもちろん、
データ共有した他社においての顧客の動き、オフラインでの動きをもとに広告、
もはやここまでいくと広告とは呼べなく、「個告」最適化して配信可能にするシステムなど。

要はユーザが検索してなくてもリスティング広告以上に絞られた情報提供ができますよってことなんですけどね。
まあ、これからのECの流れは間違いなくそうなると思います。

リアルでのマーケティングに喩えれば、
マルシェでの店舗が顧客との会話によって系列店舗のチラシをすることと同様、いや軽くそれ以上の機能である。
だって店主の知らない他店舗での購買データまで加味されるわけだから。

と、こんな感じで、なんかオムニチャネルとかビッグデータ、
はたまたそのソリューションプログラムを語る際、僕が感じている違和感。
それは…プロダクトアウトの発想です。

「顧客、ユーザへの価値提供」

ここから考えてない。
だからシステム屋が考えそうな、これできます、これもできます!みたいな
それっぽいけど使わない機能満載のBIプログラムができ、それを使いこなせないメーカー側がいるっていうのがなう、また3年後です。

さらに、このプロダクトアウトの発想の危険性というかダサさっていうのは、
顧客はそもそもオムニチャネルしたいなぁって思ってないってことです。
できてて当たり前のことをわざわざ言ってしまうのが、
できてないことを露呈しちゃって、変に意識しちゃって形から入っちゃう感覚、
これって「女性が輝く社会」みたいなどっかの政党の標語と一緒じゃないですか?

言われた時点で輝いてねーよっていう。

自分自身振り返ってみると、バリアブルに酔うっていう時代がありました。
ご存知のようにバリアブル印刷って個別にメッセージを差し替えられるので、
広告漫画の主人公の名前を本人と揃えてりとか、無駄に語尾を方言にしてみたりとかやったことあります。

ま、かなりレベルが違う例で恐縮なんですけど、顧客不在なんすよね。
そんなとき、僕がよく使う顧客志向に戻る必殺技。
それが「どんなことでも可能なリアルだったら」っていう「世界の置き換え」です。

それで、自分が顧客になってみたり、消費者になってみたり、店主になってみたりするんです。
それで、どんな状態が理想かなぁ?って考えるやり方。
マーケティングの得意な人は、たいていこの思考回路があります。

憑依と置き換えを癖づけていきたいですね。

We promise your success!

“Done is better than perfect.”

facebookのBen Barryの有名な座右の銘です。
ココで注目したいのはDo ではなくて Done だってコトです。

「やるコト」ではなく「最後までやり切るコト」っていう感じ。
御存知の通り、DM0はベンチャー企業です。

社員にとって、‘委託業務を責任を持ってやり切る’コトは
業務の50%にすぎません!

「世界をダイレクトマーケティングだらけにする」つまり
「ダイレクトマーケティング企業を支援することで、ダイレクトマーケティングを世界に広める」というビジョンの元、
積極的に既存事業改善・または新規事業の企画を提案しています!

そのような個人的、またはチームから出てくる企画の山とは別に、
「企画王決定戦」というものが行われることも。

実現するものはその中の10…0%!
そして「やり切られる」ものは…100%です。
実現された(やり切った)企画でも、成功する確率は10%以下と言われています。
中には成功するものもたくさんあります!

・「オフィス移転プロモーション企画」
・「外部タイアップセミナー企画」
・「ゼロからはじめる通販アカデミー企画」
・「エコー賞応募PR企画」
・「コーポレートサイトリニューアル企画」
・「OISIX共同会報誌企画」
・「通販企業健康診断ツール」

などがあげられるでしょうか。
まあ、細かい企画は除いています。

一方、伸び悩む企業の場合、多くの人間が、企画した時点で終了してしまいます。
もっと伸び悩む企業の場合、企画そのものが出ません。

なぜか?

一つは「上司の命令に従い、業務を遂行すること」を「仕事」と考えているからかもしれません。
でも、ホントの原因は、業務効率が悪く、創造的な、またベンチャーな事業企画、販売企画に割ける時間が充分でないからかもしれません。

そのためには、業務効率の改善企画からはじめなければなりませんよね。
さらには、ベンチャーならどこの会社にも付きものの「経営リスク」を感じにくい環境なのかもしれません。

ま、言い訳はいくらでも考え付くんですよね。
やっぱり、一番は「やってみよう」「やってみなはれ」という
ベンチャースピリットなんでしょうけどね。

もし、自分で何かを企て、やり切ることができる人間だという方は、
ぜひ、僕たちとジョインしてみませんか?

ダイレクトマーケティングはとても魅力的で、
ダイレクトマーケティングが世界に広がる状態は、
想像するだけでワクワクしますよ☆

We promise your success!

田村雅樹
Masaki Tamura

ダイレクトマーケティングゼロ代表取締役社長。
1972年生まれ。早稲田大学法学部卒業後、「株式会社ベネッセコーポレーション」、大手化粧品会社を経て、2009年に通販専門のコンサルティング会社「ダイレクトマーケティングゼロ」を設立。
通販化粧品・健康食品企業を中心に計500社以上の顧問・コンサルティングを行う。「AMIDAS」や「通販7指標必勝方程式」などの独自理論を打ち立て、クライアントの売上を20倍上げた実績をもつ。
「DMA国際エコー賞」「ケープルズ賞」をはじめ「全日本DM大賞」などダイレクトマーケティングに関する賞を国内外で通算40冠受賞。
著書に『ゼロからはじめる通販アカデミー』(ダイヤモンド社)がある。講演・寄稿等多数。

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