Golden Route Strategy

9月19日。

こんばんは!!

今日はボクにとって、大切な日、娘の陽花の15歳の誕生日なのに加え、
珍しくコンサルティングの定例会もないので、心を穏やかにして、自社の「今」を振り返りたいと思います。

以前このブログでチラッと書きましたが、
DM0は2017年度のテーマを「教育」においています。

BKM11と題し、社内向けにはじまったEC/通販に関する学校も気付けば10回を超えました。
若手10名以上が、ほぼ毎週、日曜の9時から3時間、集中講義を一生懸命受けています。
その甲斐もあって、ボトムアップの意見が多く出るようになりました。
給与も前年比で200万円以上UPする人間も出てきました!

一方で、DM0が今年「やらない」と決めたコトがあります。
それは、「シェアの拡大」、「利益の追求」です。
冗談抜きに、「2017年度は利益を出さないコトを目標にしよう」としています(笑)
今まで、ボクは怖くてできませんでしたが、信頼できる仲間達がいるから踏み切れたんだと思います。

メッセージの分かりやすさというのはホントに大切だなっと思います。
みながスキルアップというゴールに向かって、日々着実に邁進しているのが伝わります。

若手の成長と同時に、今日この頃つくづく感じるのは、
会社を作っているのは、「空気」だなということ。
実はDM0では昨年度から、採用方針をスキル採用からウィル採用に変えました。
「世界をダイレクトマーケティングだらけにする」という意志を大事にする
ビジョン経営に切り替えたというわけです。

娘が6歳の時に起業してから9年。
これまでも、優秀なメンバーが歴史を形づくってきてくれましたが、
それ故に個々の力に頼ってきたというのが本音です。

もちろん、DM0は、自他共に認める「プロフェッショナル集団」ですし、
月4時間のコンサルティングで300万円+成果報酬をいただいてますから、
ひとり一人がプロであり、結果に責任を持てる集団でなければならないのは当然です。

でも、せっかくプロなんだから、

「結果に責任を持てる集団を自分達で創れる集団」

になりたいなと思います。

それを実現するために、どうしても必要だったもの、
それこそが「空気」なんだと思います。

去年から今年にかけて新たにジョインしたメンバーの中には、
経験の浅い人間も少なくありません。
しかし、彼らが圧倒的に「持っているもの」、それが、
ビジョンに対する共感と、努力を厭わない姿勢なんです。

努力を厭わなければ、実際、ボクらの仕事って
ものすごいダイレクトにクライアントの業績に跳ね返ってくるし、
変なしがらみもないから、楽しいですし、めっちゃ遣り甲斐があることなんですよね。

彼らの活躍に刺激されるようにして、会社の空気が変わっていくのを感じています。
空気に関して、よく、ボクは「メジャーを取る」という表現を使います。
会社の中で空気を変えるためには、過半数を取ればいいんじゃないかな?と思ってます。
もちろん、まだはじまったばかりですから、油断せず、
どんどん加速させていこうと思います。

ボクらは売り物を持っていません。
つまり、自分達そのものが売り物であります。

もう少し噛み砕くと、
自分達がクライアントとともに行っている、
圧倒的な試行数と、それによって得られた結果や原因の分析をもとに、
新たな法則や鉄則を創り出し、再現性を高めていくこと。
が売り物であり、そこに対する領域の広さ、
そして、脈々と受け継がれるクライアント1st、コンシューマー1stのマインドが
その特異性を支えているんだと思います。
ですから、仲間が多いに越したことはありません。

DM0が進化しいていくために必要なコト。
なんとなく答えが見えてきた9月19日。
自由になれた気がした、陽花15の夜です。

Happy Birthday HARUKA!

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田村雅樹
Masaki Tamura

ダイレクトマーケティングゼロ代表取締役社長。
1972年生まれ。早稲田大学法学部卒業後、「株式会社ベネッセコーポレーション」、大手化粧品会社を経て、2009年に通販専門のコンサルティング会社「ダイレクトマーケティングゼロ」を設立。
通販化粧品・健康食品企業を中心に計500社以上の顧問・コンサルティングを行う。「AMIDAS」や「通販7指標必勝方程式」などの独自理論を打ち立て、クライアントの売上を20倍上げた実績をもつ。
「DMA国際エコー賞」「ケープルズ賞」をはじめ「全日本DM大賞」などダイレクトマーケティングに関する賞を国内外で通算40冠受賞。
著書に『ゼロからはじめる通販アカデミー』(ダイヤモンド社)がある。講演・寄稿等多数。

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