【メディア掲載情報】日本ネット経済新聞に弊社代表 田村の取材記事が掲載されました。

Posted by DM0 on 2020/01/16 14:29:09

日本ネット経済新聞の新年号企画「有識者に聞く!2020年のEC市場展望」に弊社代表 田村の取材記事が掲載されました。

キーワードは『ブランドコンセプト』。
今後も拡大が予測される単品通販市場で成長するためのポイントをマーケティングの観点から推測しております。

みなさま是非ご一読くださいませ!


(以下記事抜粋)

『ブランドコンセプト』が勝敗を分ける

 EC/通販の総合コンサルティングを手掛けるダイレクトマーケティングゼロ(本社東京都)の田村雅樹社長は、2020年の単品通販市場について、「商品だけでなく、自社の『ブランドコンセプト』を確立し、他社と明確に差別化できた企業が成長する」と話す。

 19年の健康食品や化粧品の単品通販市場は、医薬品や食品など相性の良い異業種からの参入が目立った。高い商品力を武器に展開する企業が群雄割拠する状況が一層強まった。企業の業績について、大きく成長したところもあれば、衰退したところもあった。その栄枯はマーケティング技術の差だけではない。
 これからの単品通販市場では、自社のサービスコンセプトを明確にし、他社と差別化できるところが、成長を続けていく。そもそも単品通販という言葉自体が、既に時代錯誤かもしれない。確かに顧客情報を把握し、最適なレコメンドや情報発信を行うことは重要だ。
 だが、競争過多かつリテラシーの高まってきたEC市場においては、商品力やテクニカルなマーケティング力だけでなく、もっと「時間がかかるCRM」へと重みが移行してきている。理由は単純で、消費者のリテラシーの向上、そして情報取得経路の多重構造化の影響だ。

 では、勝ち抜くために必要なことはなんだろうか。それは、明確なコンセプトメイクと時間の積み重ねである。サービスも含めた世界観の統一、すなわち自社の『ブランドコンセプト』を明確化する必要がある。さらに、ブランドの理念をあらゆる接点、あらゆるタイミングで顧客に共感してもらうために、時間軸まで味方にしたデザイン力がものをいうだろう。

 何もこれはCRMに限ったことではない。新規顧客の獲得についても、コンセプトの明確化とメッセージや印象の統一が必ず重要になる。検索がフィードに移行した時点から、アトリビューションや第三者権威の重要度の上がり方は尋常ではない。

 考えてみたら喜ばしいことではないか。
一過性のテクニカルなセリングから、自社とお客様との理想的な関係性をデザインできるか勝負に
なってきたわけだから。

(了)

 

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